企業経営を支える専門家として、私たち社会保険労務士と税理士の先生方は、それぞれ異なる立場から企業の発展に貢献しています。しかし、私たちが“連携”することで、企業にとってはより大きな安心と効果を生み出すことができます。
異なる専門性が生み出す「相乗効果」
税理士の先生は、会計・税務・決算など、企業の数字を通じて経営を支援する専門家です。一方、私たち社会保険労務士は、労働・社会保険手続き、就業規則、労務管理、年金相談など、“人”に関する側面から企業を支えています。
たとえば、以下のような場面では連携が非常に有効です。
役員報酬の設計や社会保険加入の判断
→ 税務上の節税効果と、社会保険上の適用ルールの両面からアドバイス
退職金制度や年金に関する相談
→ 税理士の資金計画と、社労士の年金アドバイスの組み合わせで安心感を提供
助成金の申請
→ 税理士が事業計画書を、社労士が申請手続きを担当し、確実な支援を実現
信頼できる専門家同士だからこそできるサポート
椎名社会保険労務士事務所では、地域の税理士先生方と連携し、クライアント企業の状況に応じて「ワンチーム」となって対応しています。企業様の要望や不安に対して、それぞれの視点から意見を出し合い、より良い解決策を見出すことが可能です。
ときには、税理士先生から
「労働保険の更新について説明してほしい」
「助成金に詳しいから一緒に同行してくれないか」
とご相談いただくこともあります。反対に、私たちからも
「年金相談で将来の資金計画を考える際に、税理士の視点も加えたい」
と協力をお願いする場面も多くあります。
地域の企業を「チームで支える」体制を目指して
特に中小企業では、経営者が“お一人で悩みを抱える”ケースも多く見られます。そんなとき、私たち専門家が連携し「顔の見える関係性」でサポートすることで、経営者の安心感はぐっと高まります。
これからも椎名社会保険労務士事務所では、税理士先生をはじめとした各専門家との連携を大切にし、地元企業の皆様を支える“地域密着のチーム”として歩んでまいります。