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特定社会保険労務士とは? ~紛争解決を担う専門家として~ 椎名社会保険労務士事務所

こんにちは、椎名社会保険労務士事務所です。

今回は、当事務所にも在籍する「特定社会保険労務士」についてご紹介します。「社労士との違いは?」「何ができるの?」という声をいただくことも多く、企業の皆さまにとって重要なポイントをわかりやすくお伝えします。

■ 特定社会保険労務士とは?

社会保険労務士の中でも、個別労働紛争の解決手続きの代理業務が可能な、厚生労働大臣の認可を受けた社労士が「特定社会保険労務士」です。

この資格は、法的な紛争解決の知識・技術を身につけるための「特別研修」と「考査」に合格した者だけが取得できます。いわば「交渉のプロフェッショナル」として、トラブルの芽を早期に摘み取り、企業と従業員の双方にとって円満な解決を目指します。

■ どんな場面で頼れるの?
① 労働トラブルの予防・解決

「退職トラブルで従業員と話がこじれている」

「パワハラ・セクハラの申し立てを受けた」

「不当解雇だと主張されている」

こうした場面で、労働局のあっせんや調停における代理人として交渉することができます。弁護士に依頼する前段階での「円満解決」のための強力な味方です。

② 紛争予防型の就業規則の作成・見直し

特定社労士はトラブルの現場を熟知しているからこそ、「どこでモメるか」を見越した規定作りが可能です。例えば、

解雇事由の明文化

ハラスメント防止規定

懲戒処分の手順の明確化
など、将来のトラブルを未然に防ぐ制度設計を行います。

■ 弁護士との違いは?

弁護士は訴訟(裁判)を前提とした代理が可能ですが、特定社労士は主に「裁判に至る前の段階での紛争解決」を得意とします。

つまり、当事務所のような特定社労士は、

「こじれる前に、専門家に任せて早期解決したい」
という企業のニーズに最適です。

■ 椎名社会保険労務士事務所の強み

当事務所では、労務トラブルに関して

予防型のアドバイス

トラブル発生時の対応支援

労働局あっせん手続きの代理
までワンストップで対応可能です。

また、トラブルを教訓とした管理職研修や就業規則見直し提案にも力を入れております。

■ 最後に ~労務トラブルは「早期対応」が鍵~

トラブルは、早めの相談が最も効果的です。放置すれば、社内の雰囲気悪化や訴訟リスクにつながります。

「こんなこと、相談してもいいのかな?」
という段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。

椎名社会保険労務士事務所では、特定社労士としての知識と経験を活かし、企業と働く人々の信頼関係構築をサポートいたします。

ご相談・お問い合わせはこちらまで
椎名社会保険労務士事務所
特定社会保険労務士 椎名昌之
〒289-2144
千葉県匝瑳市八日市場イ112
TEL0479-73-3060 FAX0479-74-7373

ご遺族の心に寄り添うサポートを ~遺族年金請求代行は椎名社会保険労務士事務所へお任せください~

ご家族を亡くされた方の中には、「何から手を付けたらいいのか分からない」「年金の手続きが複雑で不安」と感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
特に遺族年金の請求は、書類の準備や制度の理解に加え、精神的な負担も大きく、手続きを後回しにしてしまうケースも少なくありません。

椎名社会保険労務士事務所では、そんなご遺族の皆さまに寄り添い、遺族年金の請求手続きを全面的にサポートしています。

遺族年金とは?

遺族年金とは、国民年金や厚生年金に加入していた方が亡くなったとき、残されたご家族の生活を支えるための公的年金です。主に以下の2種類があります。

遺族基礎年金:主に18歳未満の子がいる配偶者や、子に支給

遺族厚生年金:厚生年金加入中に亡くなった方の配偶者や子、父母などに支給

それぞれの受給条件や必要書類は異なり、さらに生前の年金記録に不備がある場合は、調査や修正も必要になります。

このようなお悩みはありませんか?

年金事務所から送られてきた書類の内容が難しい

何をどこに提出すればよいか分からない

亡くなった家族がどの年金に加入していたか不明

時間がなくて年金事務所に何度も行けない

手続きをミスしたらどうしようと不安

このようなお悩みをお持ちの方こそ、**社会保険労務士による「遺族年金請求代行」**をご活用ください。

椎名社会保険労務士事務所のサポート内容

当事務所では、以下のような流れで丁寧に対応いたします。

1. 初回相談

お電話やメール、ご希望に応じて訪問でのご相談も可能です。現在の状況やお困りごとをしっかりヒアリングします。

2. 必要書類の確認・案内

ご遺族の状況に応じた必要書類一覧を作成し、不足分の取得方法もご案内します。

3. 書類作成・整備

申請書の記載から添付書類の整備まで、社会保険労務士が代行いたします。

4. 年金事務所への提出代行(※一部対応地域のみ)

ご希望に応じて、年金事務所への提出も当事務所で代行します。

5. 支給決定後のサポート

支給開始後の確認、年金額の見方なども丁寧にご説明します。

ご遺族の「これから」を支える専門家として

ご家族を亡くされたばかりの中、年金手続きを1人でこなすのは大きな負担です。
私たち椎名社会保険労務士事務所は、「感情」と「制度」の両面に配慮したサポートを心がけています。

「よく分からないから諦めた」ではなく、
「相談してよかった」と言っていただけるよう、全力で支援いたします。

お問い合わせ・ご相談はこちらから

椎名社会保険労務士事務所
特定社会保険労務士 椎名昌之
〒289-2144
千葉県匝瑳市八日市場イ112
TEL0479-73-3060 FAX0479-74-7373
HP:http://sr-417.com
受付時間:平日 9:00〜17:00(土日祝は予約制)

些細なことでも構いません。どうぞお気軽にご相談ください。
椎名社会保険労務士事務所は、皆さまの安心と生活を支えるお手伝いをいたします。

社内のムードメーカーが職場にもたらす力 ~明るい職場づくりのキーパーソン~ 椎名社会保険労務士事務所

こんにちは。椎名社会保険労務士事務所です。

職場に必ず一人はいる「ムードメーカー」。皆さんの会社にも、「あの人がいると空気が明るくなる」「つい笑ってしまう」「落ち込んでいても元気をもらえる」そんな存在の方はいませんか?

今回は、社内のムードメーカーが果たす重要な役割と、組織にとっての効果についてご紹介します。

ムードメーカーとは?

ムードメーカーとは、周囲の雰囲気を明るくし、人と人との間に良い空気を生み出す存在です。特別なスキルや役職がなくても、自然体でチームの緊張を和らげたり、声掛けによって気配りをしたりと、目に見えにくいけれど確かな貢献をしている人たちです。

たとえば——

朝一番の「おはようございます!」が大きくて元気

誰かが困っているときにさりげなく声をかける

ミスをして落ち込んでいる仲間を励ます

社内イベントを盛り上げる
こうした「小さな行動」が、実は職場の風土づくりに大きく貢献しています。

ムードメーカーの存在がもたらす効果
1. チームワークの向上

良い雰囲気の中では、社員同士が遠慮なく意見を言い合えたり、協力し合ったりしやすくなります。ムードメーカーは、そうした「安心して働ける空気」を作る中心的な存在です。

2. 離職防止にも効果

「この職場は人間関係がいいから辞めたくない」と思わせる要素のひとつが、ムードメーカーの存在。働きやすい職場づくりは、給与や待遇だけでなく、雰囲気の良さが重要です。

3. 新人教育やOJTの潤滑油に

緊張しがちな新人も、ムードメーカーがいることで職場に馴染みやすくなります。教える側も教えられる側も、笑顔があるとコミュニケーションがスムーズになります。

組織としてムードメーカーをどう活かすか

ムードメーカーは「明るい性格」の人に任せきりにするのではなく、経営側や管理職がその価値を理解し、組織的に支援していくことが大切です。

● 評価制度に反映させる

ムードメーカー的な行動を評価項目に含めることで、「空気を良くする力」も正当に認められるようになります。

● 「ありがとう」を伝える文化を

ムードメーカーの存在に感謝する風土があると、さらに周囲もその良い行動に続きやすくなります。「〇〇さんのおかげで助かりました」「雰囲気が和らぎました」と言葉で伝えるだけで、その人のモチベーションにもつながります。

最後に:ムードメーカーは、組織の“宝”

経営者や管理職が気づかない場面でも、ムードメーカーは職場の“空気清浄機”として活躍しています。企業文化を明るく前向きに保つためにも、ぜひ社内のムードメーカーの存在を大切にし、見守り、活かしていきましょう。

椎名社会保険労務士事務所では、働きやすい職場づくり、社員満足度の向上、チーム力の強化などをテーマとした研修やコンサルティングも行っております。ムードメーカーが活躍できる組織づくりのご相談も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

「怒る」と「叱る」は違います 〜職場の信頼関係を築くために〜 椎名社会保険労務士事務所

職場で部下や後輩のミスに対して注意をする場面、誰しも経験があるのではないでしょうか。その際、「怒る」と「叱る」は似て非なるものです。この違いを理解し、適切な対応を取ることで、信頼関係が深まり、組織の雰囲気や成果にも良い影響をもたらします。

◆ 「怒る」は感情の発露、「叱る」は教育的行為

「怒る」は、自分の感情を抑えきれずに相手にぶつけてしまう行為です。声を荒げたり、相手を委縮させたりすることで、一時的に言うことを聞かせることはできても、信頼は失われ、次の改善にはつながりません。

一方、「叱る」は相手の成長や行動の改善を目的とした教育的な行為です。冷静に事実を伝え、なぜその行動が問題なのか、次にどうすればよいのかを具体的に示します。

◆ 怒られた部下の心の動き

「怒られた」と感じた部下は、「怖かった」「理不尽だった」「もう関わりたくない」といった感情を抱きやすくなります。その結果、報連相が滞ったり、ミスを隠すようになったりと、職場全体の信頼関係にヒビが入ります。

逆に「叱られた」と感じた場合は、「ちゃんと見てくれている」「成長を期待されている」と受け止め、前向きな改善につながるケースが多いのです。

◆ 「叱る」ための3つのポイント

感情を整理する
 感情的にならず、冷静に事実を見つめ、何を伝えるべきかを明確にしてから話しましょう。

相手の立場に立つ
 なぜその行動を取ったのか、背景を尋ねることで、単なる責任追及ではなく、対話の姿勢が生まれます。

未来志向で伝える
 過去の失敗を責めるのではなく、「次にどうするか」「今後に活かすために何が必要か」を一緒に考える姿勢が大切です。

◆ 組織改革は「叱る文化」から

椎名社会保険労務士事務所では、組織改革や職場環境の改善に関するご相談を多くいただきます。その中でも、「感情的な指導が職場の空気を悪くしている」「叱り方がわからない」という声は非常に多いです。

まずは「怒らない」「叱る文化」を育むことから始めてみませんか?職場に笑顔と信頼が戻る第一歩となります。

◆ 最後に

「怒る」は自分のため。「叱る」は相手のため。
この違いを胸に、職場のコミュニケーションを見直すきっかけにしていただければと思います。

椎名社会保険労務士事務所では、職場での人間関係改善、管理職向けの叱り方研修なども承っております。お気軽にご相談ください。

組織改革のすすめ ~変化に対応できる強い職場づくりを~ 椎名社会保険労務士事務所

こんにちは。椎名社会保険労務士事務所です。

昨今の社会情勢や労働環境の変化により、多くの企業が「今のままではいけない」と感じ、組織改革に取り組み始めています。人口減少・人手不足、働き方の多様化、若手社員の価値観の変化…。これらに対応するためには、時代に合わせて組織のあり方そのものを見直す必要があります。

組織改革は「制度」だけでなく「風土」も見直す

組織改革というと「組織図の変更」や「人事制度の見直し」など、制度面に注目されがちですが、実際には職場の風土や文化、コミュニケーションの在り方を変えることが大きな鍵になります。

たとえば、

上司が部下を一方的に指導するのではなく、対話を通じて成長を支援する。

年功序列から脱却し、成果と成長意欲を公正に評価する。

意見を自由に出し合える風通しのよい職場をつくる。

このような風土改革なくして、制度を変えても定着しないケースが多く見られます。

よくある組織改革の失敗パターン

改革のつもりが、現場には負担増としか映らない…というケースも少なくありません。以下のような「落とし穴」に注意が必要です。

トップだけで方針を決め、現場の声が反映されない

改革の目的が曖昧で、なぜ変えるのかが伝わっていない

制度やルールだけが先行し、意識改革が追いつかない

業務改善の提案を出しても実行されないため、社員が諦めてしまう

これでは社員のモチベーションは下がり、かえって離職につながってしまう危険もあります。

小さな変化から始める「現場主導の改革」

組織改革を成功させるには、「現場の小さな変化」を積み重ねていくことが重要です。

たとえば、

「毎朝の朝礼での挨拶を笑顔で行う」

「上司が1日1回、部下の行動をほめる」

「週に1回、全体で業務改善のアイデアを出すミーティングを開く」

こうした取り組みが、職場の空気を変え、やがて組織全体の活性化につながります。

椎名社会保険労務士事務所ができること

当事務所では、企業の「組織改革」を支援するために、以下のようなご相談に対応しています。

人事制度・就業規則の見直し支援

管理職研修・組織活性化研修の実施

ハラスメント防止研修やコミュニケーション研修の企画

現場で使える「ほめる」「認める」「感謝する」文化の導入支援

変化の時代において、人が辞めない、力を発揮できる職場づくりはすべての企業の課題です。組織の「器」を整え、働く人が「この会社で頑張りたい」と思える仕組みと文化を一緒に作っていきましょう。