私たちは仕事をしていると、「もっと周りの人のようにできたら」「自分には足りないところが多い」と、つい他人と自分を比べてしまうことがあります。
しかし、人にはそれぞれ違った個性があります。
話すことが得意な人もいれば、じっくり人の話を聴くことが得意な人もいます。
新しいことにどんどん挑戦する人もいれば、慎重に確認しながら仕事を進める人もいます。
大切なのは、誰かと同じになることではなく、**「ありのままの自分を生かすこと」**ではないでしょうか。
「できないこと」より「できること」に目を向ける
人はどうしても、自分のできないことや苦手なことに目が向きがちです。
もちろん、苦手なことを改善する努力も必要です。しかし、それと同じくらい「自分には何ができるのか」「自分の良いところは何なのか」を知ることも大切です。
自分では当たり前だと思っていることが、実は大きな強みかもしれません。
「いつも笑顔で挨拶ができる」
「人の話を最後まで聴ける」
「細かいところによく気がつく」
「困っている人に自然に声をかけられる」
こうした一つひとつも、立派な長所です。
職場は違う人が集まるから強くなる
会社も同じです。
全員が同じ考え方、同じ性格、同じ能力である必要はありません。むしろ、それぞれ違った強みを持った人が集まり、お互いを補い合うことで組織は強くなっていきます。
だからこそ、管理職や上司には、部下の「できていないところ」だけを見るのではなく、その人の良いところを見つけ、それを生かす視点が求められます。
そして、良いところを見つけたら、
「褒める・認める・感謝する」
ことを言葉にして伝えてみてはいかがでしょうか。
「いつもありがとう」
「あなたがいてくれて助かったよ」
「そこがあなたの良いところだね」
そんな一言が、その人自身も気づいていなかった強みを引き出すことがあります。
自分らしく、今日も一歩ずつ
ありのままの自分を生かすということは、「今のままで何もしなくてよい」ということではありません。
自分の長所も短所も受け止めたうえで、自分らしい方法で少しずつ成長していくことだと思います。
誰かと比べるのではなく、昨日の自分より今日の自分が少し成長できれば、それで十分です。
今日も自分の良いところを一つ見つけてみませんか。
そして、周りの人の良いところも一つ見つけて、言葉にして伝えてみましょう。
ありのままの自分を生かして、今日も笑顔で、にこにこ頑張っていきましょう。
椎名社会保険労務士事務所