椎名社会保険労務士事務所では、社会保険労務士としての顧問業務や各種手続き支援に加え、日本年金機構の年金相談員として、年金事務所での相談業務にも携わっています。
年金相談の現場は、制度の説明を行うだけの場所ではなく、相談者一人ひとりの人生や働き方に深く関わる、とても責任の重い仕事だと日々感じています。
相談に来られる方の多くは、「年金はいくらもらえるのか」「いつから受給するのが一番よいのか」といった具体的な金額や時期についての不安を抱えています。一方で、「定年後も働きたいが年金は減らされないのか」「繰下げ受給をすると本当に得なのか」など、将来の生活設計そのものに悩まれている方も少なくありません。
近年は、在職老齢年金制度や受給開始年齢の選択、繰上げ・繰下げ受給など、年金制度が以前よりも複雑になっています。インターネットや書籍で情報を集めても、「自分の場合はどうなるのか分からない」という声を多く耳にします。年金制度は、年齢や加入期間、働き方によって結果が大きく異なるため、一般論だけでは判断が難しい制度です。
年金相談員として大切にしているのは、制度を正確に説明することはもちろんのこと、相談者の話をしっかりと聞くことです。これまでの働き方、これからの生活の希望、ご家族の状況などを丁寧に伺いながら、その方にとって納得できる選択肢を一緒に整理していきます。「数字」だけでなく「気持ち」にも寄り添うことが、年金相談には欠かせないと感じています。
相談を終えた際に、「長年モヤモヤしていた不安が解消しました」「これで安心して次の一歩を考えられます」と言っていただける瞬間は、年金相談員として何よりのやりがいです。年金は老後の収入の柱であり、安心して暮らすための重要な基盤です。その基盤を正しく理解していただくことで、将来への不安が和らぎ、前向きな選択につながると実感しています。
椎名社会保険労務士事務所では、年金相談員としての現場経験を生かし、企業の人事担当者様や従業員の皆さまに向けた年金相談や説明にも力を入れています。定年後の働き方や継続雇用、在職中の年金との関係を早い段階で知っておくことは、従業員の安心感やモチベーション向上にもつながります。
年金は「退職してから考えるもの」ではなく、「働いている今だからこそ知っておきたい制度」です。
これからも弊所では、年金相談員として培った知識と経験をもとに、分かりやすく、安心できる年金情報を地域の皆さま、企業の皆さまへお伝えしてまいります。