挨拶・感謝推進手当の導入で、組織の空気を前向きに変える 椎名社会保険労務士事務所

職場の第一印象を決めるものは何でしょうか。

設備や制度も大切ですが、最も影響が大きいのは、日々交わされる「挨拶」と「感謝の言葉」です。

朝の「おはようございます」、仕事を手伝ってもらった際の「ありがとうございます」。こうした何気ない言葉があるだけで、職場の雰囲気は大きく変わります。

近年、こうした行動を“当たり前”で終わらせず、評価として形にする制度として挨拶・感謝推進手当を導入する企業が増えています。

 

挨拶・感謝推進手当とは、

・率先して挨拶を行っている

・周囲への感謝を言葉にして伝えている

・職場の雰囲気づくりに積極的に関わっている

といった行動を評価し、一定額の手当を支給する制度です。

 

売上や数字だけでは測れない人としての姿勢や行動を評価する点が特徴で、組織文化づくりを重視する企業に適した仕組みといえます。

 

導入による具体的な効果

挨拶・感謝推進手当を導入すると、次のような効果が期待できます。

  • 職場全体の雰囲気が明るくなり、心理的な距離が縮まる
  • 声をかけやすくなり、報連相が自然に増える
  • 小さな変化や異変に気づきやすくなり、ミス・事故の防止につながる
  • 「見てくれている」「評価されている」という実感が生まれ、モチベーション向上に寄与する

特に人手不足が続く中、定着率の向上や離職防止という観点でも有効な取り組みです。

 

制度設計で気をつけたいポイント

一方で、制度を形だけ導入してしまうと逆効果になることもあります。

そのため、以下の点に注意が必要です。

  • 支給目的を明確にする(雰囲気改善・コミュニケーション活性化など)
  • 評価基準をできるだけ具体的に示す
  • 上司の主観だけに頼らず、複数の視点で判断する
  • 就業規則・賃金規程へ正しく位置づける

 

「挨拶をしたかどうか」を形式的にチェックするのではなく、周囲に良い影響を与えているかという視点が重要です。

 

挨拶と感謝は“職場の土台”

挨拶や感謝は、特別な能力がなくても誰でも実践できる行動です。

だからこそ、それを評価し、称える仕組みがあることで、職場全体に良い循環が生まれます。

制度をきっかけに、社員一人ひとりが「自分の態度が職場をつくっている」と意識するようになる点も、大きなメリットです。

 

まとめ

挨拶・感謝推進手当は、賃金制度でありながら、職場風土づくりのための投資とも言えます。

数字には表れにくい部分を大切にする姿勢は、結果として企業の成長力を高めます。

 

**椎名社会保険労務士事務所**では、挨拶・感謝推進手当の導入支援をはじめ、就業規則や賃金規程の整備、運用面のアドバイスまで一貫してサポートしています。

「明るく元気な職場をつくりたい」とお考えの事業主様は、お気軽にご相談ください。