おはようございます。
椎名社会保険労務士事務所です。
毎年6月から7月にかけては、事業主の皆さまにとって「労働保険年度更新」の時期となります。
私は社会保険労務士として、毎年この時期になると労働基準監督署において年度更新業務の協力を行っています。
労働保険年度更新とは、前年度に従業員へ支払った賃金総額を基に労働保険料を確定し、新年度の概算保険料を申告・納付する大切な手続きです。
この手続きは、労災保険や雇用保険の財源を確保するために必要なものであり、事業主の皆さまには毎年必ず行っていただく義務があります。
しかし実際には、
・賃金集計の方法が分からない
・役員報酬は含めるのか
・通勤手当は対象になるのか
・一括有期事業の計算が難しい
・建設業の労務比率が分からない
など、多くのご相談をいただきます。
労働基準監督署では、事業主の皆さまが適正に申告できるよう、社会保険労務士が相談対応を行い、手続きのサポートをしています。
毎年感じることは、日頃から労務管理がしっかり行われている会社ほど、年度更新の作業もスムーズだということです。
反対に、賃金台帳や出勤簿の整備が不十分な場合は、集計に多くの時間を要することがあります。
年度更新は単なる保険料の計算ではありません。
会社の労務管理状況を確認する絶好の機会でもあります。
賃金台帳や労働者名簿、出勤簿などの法定帳簿が適切に整備されているかを確認し、今後の労務管理改善につなげることが大切です。
特に建設業では、一括有期事業の申告や労災保険の特別加入など、専門的な知識が必要となるケースも少なくありません。
当事務所では、年度更新手続きの代行はもちろん、労働保険事務組合を通じた労災保険特別加入の手続きや労務管理のご相談にも対応しております。
労働保険年度更新は、企業を支える大切な社会保険制度を維持するための重要な手続きです。
私自身、社会保険労務士として労働基準監督署での協力業務を通じ、多くの事業主の皆さまのお役に立てることを大変光栄に感じています。
年度更新に関するご不明な点がございましたら、お気軽に椎名社会保険労務士事務所までご相談ください。
本日も皆さまにとって安全で実り多い一日となりますよう願っております。