長時間労働問題とパワハラ

パワハラが原因で何らかの精神疾患を患った場合、労災を申請することができます。しかし、申請することは出来ても認定されるかどうかはまた別の問題になります。
仕事中にパワハラを受けて、過酷な労働や叱責、罵倒されて体調を崩し、病院でうつ病や精神疾患の診断を受けても労災と認定されないケースが多々あります。労災として認定をされるには条件があり、勤務中に起きたことが全て労災として扱われる訳ではないからです。労災に認定されるのは、「業務との因果関係」が認められるケースに限られます。
パワハラの増加に伴い、労災をめぐる紛争を含め、労働者と事業主が争う労働紛争は年々増加の一途を辿っています。その分、会社の立場から見てもパワハラは深刻な問題であり、社内研修や相談窓口の設置など社内の労働環境の改善に力を入れているケースも少なくありません。

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