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【企業担当者必見】労働時間管理の見直しが企業の未来を変える! 椎名社会保険労務士事務所
昨今、働き方改革の推進により、企業に求められる労働時間管理の水準が年々厳しくなっています。労働基準監督署による是正勧告や労務トラブルのリスクは、もはや他人事ではありません。
本日は、労働時間管理の基本と見直すべきポイントについて、社会保険労務士の視点からお伝えします。
1.なぜ今、労働時間管理が重要なのか?
・法令遵守の強化:時間外労働の上限規制や年次有給休暇の取得義務化など、企業の対応範囲が広がっています。
・従業員の健康と生産性:長時間労働は、健康被害やモチベーション低下の原因となり、結果的に生産性も下がります。
・企業イメージの向上:適正な労働時間管理は、ホワイト企業としての信頼獲得にもつながります。
2.よくある課題と改善ポイント
課題1:勤怠記録が曖昧
→ICカードや勤怠アプリの導入で、正確な記録と集計を。
課題2:サービス残業の見逃し
→定期的な労働時間のチェックや自己申告制度の導入で対応。
課題3:管理職の過重労働
→「管理監督者」の範囲と実態が一致しているか見直しが必要です。
3.椎名社会保険労務士事務所のサポート
当事務所では、企業の規模や業種に応じた労働時間管理体制の構築をサポートしています。就業規則の見直しから、勤怠システム導入支援、従業員研修まで、幅広く対応可能です。
最後に
労働時間の適正管理は、法令対策としてはもちろん、働きやすい職場環境の実現に向けた第一歩です。今こそ、自社の労働時間の“見える化”を進めてみませんか?
ご相談はお気軽に、椎名社会保険労務士事務所まで。
金融機関で年金相談を担当しています 椎名社会保険労務士事務所
~年金制度のプロとして、企業と従業員の安心をサポート~
こんにちは。椎名社会保険労務士事務所です。
当事務所では、地元の金融機関と連携し、年金に関する相談業務を担当しています。
企業の皆さまにとって、従業員の退職後の生活設計に関わる年金制度は、避けて通れない重要なテーマです。しかしながら、年金制度は度重なる制度改正や複雑な仕組みが存在し、正しく理解するのは容易ではありません。
年金相談会の現場で見えてくる「不安」と「安心」
金融機関での年金相談では、以下のようなお悩みが多く寄せられます。
「何歳から年金をもらえるのか、わからない」
「繰下げ受給と繰上げ受給、どちらが得か判断できない」
「退職後の保険料はどうなるのか不安」
「年金記録が正確か確認したい」
こうした声に対し、年金制度の専門家として個別の状況に応じたアドバイスを行っています。年金は、人生の後半を支える大切な資金源です。誤解や不安を取り除くことで、将来への安心感を持っていただけるよう、丁寧なサポートを心がけています。
企業の皆さまへ:従業員の「将来設計支援」の一環として
私たちが年金相談を担当する中で感じるのは、企業としての年金リテラシー向上の重要性です。
従業員の不安が解消されることで、仕事への集中力やモチベーション向上にもつながります。定年後の働き方や継続雇用制度とあわせて、企業としての支援体制を整えることは、信頼される企業づくりの一助となります。
社内セミナー・出張相談にも対応しています
椎名社会保険労務士事務所では、金融機関での年金相談業務の経験を活かし、企業内での年金セミナーや個別相談会も承っております。退職予定者向け、40代・50代の中堅社員向けなど、対象に合わせた柔軟な設計が可能です。
年金のことで「わからない」「不安だ」と感じたら、ぜひご相談ください。
企業と従業員の“未来の安心”を、年金制度の面から支えます。
椎名社会保険労務士事務所
特定社会保険労務士 椎名 昌之
社員指導に必要な「叱る」と「怒る」の違いとは? 椎名社会保険労務士事務所
~信頼関係を壊さず成長を促す指導のために~
社員の育成や職場の秩序を保つうえで、「指導」は欠かせない行為です。しかし、同じように見える「叱る」と「怒る」には大きな違いがあります。対応を誤ると、職場の雰囲気を悪化させたり、社員のやる気を奪ったりする可能性もあるため、違いをしっかり理解しておくことが重要です。
今回は、「叱る」と「怒る」の違いについて、企業の皆さまにわかりやすくご紹介いたします。
■「叱る」とは、相手の成長を願う行為
「叱る」とは、相手の行動や態度に対して冷静かつ建設的に伝え、改善を促す行為です。目的はあくまで、本人の成長や職場全体の秩序を守ることです。
たとえば、
「遅刻が続いているけど、体調は大丈夫? 周囲にも影響が出ているから、一緒に改善策を考えよう」
「報告が遅れてしまったね。次はどのように対応すればよいか、一緒に振り返ってみよう」
といった声かけが「叱る」に該当します。ポイントは、「人格否定をしない」「感情的にならない」「改善の余地を伝える」ことです。
■「怒る」とは、自分の感情を相手にぶつける行為
一方、「怒る」は自分の感情を爆発させる行為であり、相手を委縮させたり、萎縮させたりするだけで終わることが多くなります。
「何回言えばわかるんだ!」
「お前にはもう任せられない!」
といった言葉は、相手を追い詰めるだけで、改善にはつながりません。怒られた社員は「なぜ怒られたのか」よりも、「怖かった」「理不尽だった」という感情が残り、信頼関係が損なわれてしまいます。
■「叱る力」が職場の雰囲気を変える
指導の際に「叱る」と「怒る」を区別することで、職場の空気は大きく変わります。
社員が安心して相談できる環境が整う
ミスの共有がスムーズになり、再発防止につながる
上司と部下の信頼関係が築かれる
特に若手社員にとっては、「叱ってくれる上司」は成長の糧となる存在です。厳しさの中にも温かさがある指導は、人材育成において欠かせません。
■まとめ:叱る力=信頼を築く力
「叱る」は、相手を大切に思うからこその行為です。感情に任せて「怒る」のではなく、冷静に相手の行動と向き合い、次にどうすればよいかを一緒に考える――その姿勢が信頼を生み、組織力を高めます。
椎名社会保険労務士事務所では、社員指導や人材育成に関するご相談も承っております。職場のコミュニケーション改善や管理職研修にご興味がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
【企業向け】年金事務所への手続き、滞りなく進んでいますか? 椎名社会保険労務士事務所
こんにちは、椎名社会保険労務士事務所です。
企業の人事・労務担当者の皆さま、年金事務所への手続きがスムーズに行えていますか?
年金制度は複雑でありながら、従業員の将来の生活を支える大切な制度です。企業として、適正な手続きを確実に行うことは、法令遵守はもちろん、従業員との信頼関係にも直結します。
今回は、企業が押さえておくべき「年金事務所手続き」の基本と、よくある注意点についてご紹介します。
年金事務所で行う主な手続き
企業が年金事務所に対して行う主な手続きは以下のとおりです。
1. 新規適用届の提出(法人設立時など)
会社設立後、5日以内に「健康保険・厚生年金保険 新規適用届」を提出する必要があります。
2. 被保険者資格取得届・喪失届
従業員の入社・退社時には、それぞれ「資格取得届」や「資格喪失届」の提出が必要です。
3. 報酬月額算定基礎届・月額変更届
毎年7月には「算定基礎届」を提出し、報酬に大きな変動があった場合は「月額変更届」で随時対応が求められます。
4. 賞与支払届
賞与を支給した際には5日以内に「賞与支払届」の提出が必要です。
5. 被扶養者(異動)届
従業員の扶養家族の変更があった場合も手続きが発生します。
よくあるトラブルと注意点
提出漏れ・遅れによる指導
書類の未提出や提出遅延により、年金事務所から文書での指導が入るケースもあります。
内容不備による差し戻し
記載内容に誤りがあると、処理が遅れ、従業員に保険証が届かないなどの影響が出ることも。
電子申請と紙申請の使い分け
最近は電子申請が主流になっていますが、事案によっては窓口提出が必要なケースもあり、判断が求められます。
社会保険労務士のサポートで、安心・確実な手続きを
椎名社会保険労務士事務所では、企業様に代わって年金事務所とのやり取りを代行し、ミスや漏れのない手続きをお約束します。特に以下のような企業様は、ぜひ一度ご相談ください。
社内に手続きに詳しい人材がいない
担当者が変わるたびに混乱が起きている
電子申請への対応が追いついていない
手続きの正確さは、企業の信用にもつながります。年金事務所とのスムーズな連携を図るためにも、私たち専門家の力をご活用ください。
お問い合わせはお気軽に
椎名社会保険労務士事務所では、年金・社会保険に関する手続き代行から、制度の見直し・アドバイスまで幅広く対応しています。
御社の業務効率化と従業員満足度の向上に、ぜひお役立てください。
職場の友人関係強化がもたらす組織の活性化 〜社員同士のつながりが企業力を高める〜 椎名社会保険労務士事務所
働きやすい職場とは、単に労働条件が整っているだけでなく、人間関係の良好さも大きな要素となります。特に、「職場に気の合う仲間がいる」「信頼できる人と一緒に働ける」といった“友人関係”は、社員の定着や業務の効率、職場の雰囲気に直結します。
今回は、企業が「職場での友人関係強化」に取り組む意義と、その具体的な方法についてご紹介します。
■ なぜ「友人関係の強化」が重要なのか
人は人間関係によってモチベーションが変わります。良好な人間関係のある職場では、以下のような効果が期待できます。
離職率の低下:気の合う同僚がいることで「この職場で続けたい」と感じやすくなります。
ストレスの軽減:相談相手がいるだけで心理的な安心感が増し、メンタル不調の予防にもつながります。
チームワークの向上:お互いを信頼し合える関係があれば、報連相や協力が自然と生まれ、仕事がスムーズに進みます。
■ 企業ができる「友人関係強化」の取り組み例
企業が社員の友人関係を直接つくることはできませんが、その“きっかけ”や“場づくり”をすることは可能です。以下にいくつかの取り組みを紹介します。
1. ランチミーティング・雑談タイムの導入
部署を超えた社員同士の昼食会を定期的に設けることで、気軽な会話の中から関係性が育まれます。雑談できる時間を意識的に設けることも有効です。
2. 社内イベント・懇親会の推進
歓迎会、忘年会、スポーツ大会、ボランティア活動など、共通体験を通じて自然な絆が生まれやすくなります。
3. 1on1面談による関係の可視化
上司と部下の信頼関係だけでなく、同僚同士の関係性についてもヒアリングし、職場の人間関係に気を配る姿勢を示しましょう。
4. ありがとうカードや感謝メッセージの活用
ちょっとした感謝をカードや掲示板で伝える文化をつくることで、ポジティブな交流が広がります。
■ 最後に
「仕事は仕事、人間関係は関係ない」と割り切る時代は終わりつつあります。職場に信頼できる“友人”がいることは、社員にとって大きな安心感とエネルギー源になります。
椎名社会保険労務士事務所では、職場環境改善や人間関係構築を支援する研修や制度づくりのお手伝いも行っております。社員が笑顔で働ける職場づくりに、今こそ取り組んでみませんか。
ご希望に応じて、研修資料や制度設計のご相談も承ります。お気軽にご連絡ください。
【椎名社会保険労務士事務所】
企業の“人”にまつわる課題解決を全力でサポートいたします。