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「辛いという字をひとつ乗り越えると幸せという字になる」――人生これからの社員を支える会社へ 椎名社会保険労務士事務所

椎名社会保険労務士事務所から企業の皆さまへ

「辛(つら)い」という漢字に、ほんのひとつ「一」を足すと、「幸(しあわせ)」という字になる――この言葉には、多くの社員が日々直面する苦しみや壁をどう乗り越えていくか、そのヒントが隠されています。

社会に出てからの人生は、決して順風満帆ではありません。仕事でのミス、対人関係の悩み、将来への不安。社員一人ひとりが、目に見えない「辛さ」を抱えながら働いています。

しかし、企業としてその「辛さ」に寄り添い、「もうひと踏ん張り」を支援できる環境が整っていれば、社員はきっと「幸せ」に近づいていくことができます。

たとえば――

失敗を叱るのではなく、成長の糧と認める「声かけ」

誰かが悩んでいたら、静かに耳を傾ける「時間」

家庭や健康の不安に、制度として応える「仕組み」

こうした企業の姿勢が、社員の「一」を支える力となります。

また、企業にとっても、社員が乗り越えた経験は財産です。苦難を乗り越えた先に生まれるのは、強い自信と感謝、そして周囲を思いやる力。こうした人材が、会社を未来へと導く原動力となります。

社員が「辛い」を「幸せ」に変える過程を支える企業こそ、持続可能で魅力ある職場づくりを実現できるのです。

椎名社会保険労務士事務所では、そんな企業のサポートを行っています。労務相談からメンタルヘルス対策、社内制度の整備、研修の実施まで、社員の“これから”を共に支えていく仕組みづくりをお手伝いします。

人生は、これから。
社員の未来のために、企業としてどんな「一」を足せるのか、一緒に考えていきましょう。

肯定語を使う習慣が職場を変える ~ポジティブな言葉でつながる職場づくり~ 椎名社会保険労務士事務所

日々の職場の会話で、どんな言葉を使っていますか?
何気ない一言が、社員のやる気を左右し、職場の雰囲気を形づくる力を持っています。特に「肯定語(ポジティブな言葉)」を意識的に使うことは、組織づくりにおいて非常に有効です。

今回は、肯定語を使う習慣がもたらす効果と、実際に使える事例をご紹介します。

◆ 肯定語とは?
肯定語とは、相手を認め、前向きにとらえた言葉のことです。
たとえば次のような言葉が該当します。

「ありがとうございます」

「さすがですね!」

「その発想は新しいですね」

「あなたがいて助かりました」

「いいですね、それやってみましょう!」

「一緒にがんばりましょう!」

「大丈夫、あなたならできる」

「なるほど、そう考えたのですね」

これらの言葉には、人を勇気づけたり、承認したりする力があります。

◆ 肯定語の職場への影響
① モチベーションの向上
たとえば、社員が工夫して業務改善案を出したときに、
「それ、面白いですね!採用しましょう」
と肯定語で返すだけで、本人のやる気はぐっと高まります。

② ミスをしても前向きになれる
ミスを指摘する際も、
「次に活かせばもっと良くなりますね」
「ここまでできているのは素晴らしい。あとはこの点だけ見直しましょう」
と伝えることで、受け手も前向きに改善に取り組めます。

③ 信頼と安心の土台を作る
日常のちょっとした場面でも、
「今日もお疲れさま。あなたの頑張り、ちゃんと見ていますよ」
という言葉が信頼関係を築く第一歩になります。

◆ 肯定語を使うための工夫
朝礼や会議で意識して使う
「今日も気持ちのよいスタートを切りましょう!」
「皆さんの成長が会社の力になります」

社内メールやチャットに肯定語を添える
「迅速な対応、ありがとうございます!」
「いつも丁寧なお仕事、感謝しています」

注意や改善提案も肯定語とセットで
「よく頑張ってくれていますね。この点を工夫すればさらに良くなりそうです」

◆ 最後に:言葉は職場の空気をつくる
肯定語を使う職場は、自然と前向きな空気が生まれます。
その空気は、社員のやる気や定着率にも直結します。否定語ではなく、肯定語で相手を認めることから始めてみませんか?

椎名社会保険労務士事務所では、コミュニケーション改善や職場の活性化に向けた研修やご相談も承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

年金相談は企業の信頼度を高めるチャンスです ~従業員の将来に寄り添う企業姿勢を~ 椎名社会保険労務士事務所

こんにちは。椎名社会保険労務士事務所です。
企業が従業員の将来に向けたサポートを積極的に行うことは、社員の安心感や会社への信頼につながります。その中でも、「年金相談」は今、企業の新たな福利厚生の一つとして注目されています。

なぜ企業で「年金相談」が必要なのか?
従業員の多くは、公的年金制度について「よくわからない」「将来が不安」と感じているのが実情です。老後資金の計画を立てるうえで年金の仕組みや自分が将来どのくらい受け取れるのかを知ることは非常に重要です。

しかしながら、年金制度は複雑で、インターネットの情報だけでは正確な理解が難しい面があります。そこで、企業として年金相談の機会を提供することで、従業員が安心して働ける環境づくりに貢献することができるのです。

年金相談の実施方法と効果
当事務所では、企業向けに以下のような年金相談支援を行っています。

年金制度の基本説明セミナー(厚生年金・国民年金・企業年金など)

退職前の個別年金相談(受給開始年齢、繰下げ・繰上げの選択など)

障害年金や遺族年金に関する情報提供

社員からのよくある質問への対応

こうした年金相談を行うことで、従業員の離職防止や満足度向上につながるだけでなく、企業全体として「人を大切にする姿勢」を内外にアピールすることができます。

まとめ:未来を見据えた企業の取り組みを
将来に備える意識は、今や企業にとっても欠かせない視点です。年金という「将来のお金」の問題に企業が関心を示すことで、従業員との信頼関係はさらに深まります。

椎名社会保険労務士事務所では、企業ごとに最適な年金相談体制をご提案しております。お気軽にご相談ください。

地域とつながる、未来をつくる ― ロータリークラブ活動を通じた企業の社会貢献 椎名社会保険労務士事務所

こんにちは。椎名社会保険労務士事務所です。

私たちは、日々の労務管理や人事制度のサポートだけでなく、地域社会とのつながりも大切にしています。その一環として、所長が所属するロータリークラブの活動に積極的に参加しています。

ロータリークラブとは?
ロータリークラブは、奉仕の理念を持った企業経営者や専門職が集い、地域社会や国際社会の課題に取り組む団体です。教育支援や環境保護、地域イベントの企画など、さまざまなボランティア活動を行っています。

社労士事務所としての役割
私たちは、社会保険労務士という立場から、以下のような形で活動に参加しています。

地域の中小企業向けの労務相談会の開催

若者やシニア層への働き方セミナーの実施

福祉施設への訪問や雇用に関する助言

これらの活動を通じて、地域に根ざした信頼関係を築きながら、企業の皆様にも役立つ情報や気づきを還元できるよう努めています。

企業と地域社会の橋渡し役として
社会貢献活動は、企業のイメージアップだけでなく、社員のモチベーション向上や社内の一体感醸成にもつながります。また、ロータリー活動に参加することで、新たな人脈やビジネスの機会が生まれることもあります。

「会社をより良くしたい」「地域と共に成長したい」とお考えの経営者の皆さま、ぜひ私たちと一緒に地域との絆を深めていきませんか?

今後も椎名社会保険労務士事務所は、地域と企業をつなぐパートナーとして、社会貢献と企業支援の両立を目指してまいります。

役職者の「顔色」を気にする職場になっていませんか? 椎名社会保険労務士事務所

職場における「空気」や「雰囲気」は、業務の効率や社員の働きやすさに大きな影響を与えます。中でも、「役職者の顔色」を気にしすぎる職場環境には、注意が必要です。

■顔色を伺う職場のリスク
部下が上司の一挙一動に敏感になりすぎると、本来自由に発言できるはずの職場が、無言の圧力で支配されてしまいます。たとえば、会議で新しい提案が出ない、問題点を指摘することがためらわれる、あるいは退勤時間を見計らって残業する…など、健全とは言えない行動が日常化してしまうのです。

■原因は役職者のコミュニケーション不足?
社員が上司の顔色を気にする背景には、上司が「何を大事にしているか」「何を嫌うか」が不明確である場合が多いです。加えて、気分や態度にムラがある場合、部下は常に警戒しなければならず、精神的な負担が大きくなります。

■役職者に求められる姿勢
企業の中核を担う役職者は、自らが周囲に与える影響を自覚し、以下のような対応を心がけることが大切です。

感情の安定を保つ
小さなことで不機嫌にならない。表情や態度にムラを出さない努力が必要です。

積極的な声かけ
挨拶や日常的な会話を通じて、部下との距離を縮めましょう。

意見を歓迎する文化の醸成
異なる意見や提案が出た際に、それを受け止める姿勢を見せることで、自由な発言が生まれます。

■椎名社会保険労務士事務所からのご提案
私たちは、企業の人間関係や職場環境の改善に向けた研修や制度設計をサポートしています。役職者向けのコミュニケーション研修や、組織風土の診断なども承っております。

社員が「顔色」を伺うのではなく、「目を見て話せる」職場を、一緒に目指しませんか?