労働新聞社の調査によると、令和2年も高卒求人初任給の上昇が続いています。全業種・職種別の平均は18万6545円で、前年を2500円程度上回りました。
調査は、令和2年春の高卒者を対象とする求人票について、高校の就職窓口に出向いて集計しているものです。
職種系統ごとの数値をみると、「技術・技能系」が18万6545円、「販売・営業系」が18万4147円、「事務系」が17万7497円となっています。
「技術・技能系」の伸びが目立っていて、なかでも建設業は前年比9637円アップし、初の20万円台(20万21円)乗せを記録しました。製造業は、同368円増の17万8297円でした。