皆さんは、何かに挑戦して「なかなかうまくいかないな」「自分には向いていないのかな」と感じたことはありませんか。
仕事でも、勉強でも、スポーツでも、最初から何でも上手にできる人は、そう多くありません。
大切なのは、「できないからやめる」のではなく、「できるようになるまで続けてみる」ことだと思います。
■ 最初からできる人はいない
新入社員の頃を思い出してみてください。
電話応対、お客様への挨拶、報告・連絡・相談、資料の作成など、最初は戸惑うことばかりだったのではないでしょうか。
しかし、毎日少しずつ経験を重ねることで、いつの間にか自然にできるようになっていた。
そんな経験はありませんか。
最初は緊張していた電話応対も、何度も繰り返すうちに落ち着いて対応できるようになります。
人前で話すことが苦手だった人も、経験を積むことで、自分の言葉で伝えられるようになります。
昨日できなかったことが、今日少しできるようになる。
この小さな成長こそが、大きな自信につながるのです。
■ 続けることが自信を育てる
私が大切にしている言葉の一つに、
「小さな気づき・小さな改善」
があります。
何かを始めたからといって、すぐに結果が出るとは限りません。
努力しても思うように成果が出ず、落ち込むこともあるでしょう。
しかし、そこで諦めてしまえば、成長の機会も失ってしまいます。
昨日より少しだけ工夫してみる。
失敗したら、次は違う方法を試してみる。
うまくいったことは、もう一度やってみる。
こうした小さな積み重ねが、やがて大きな力になります。
「継続は力なり」
昔からある言葉ですが、仕事にも人生にも通じる大切な考え方だと思います。
■ 人を育てるときにも大切なこと
これは、会社の人材育成にも当てはまります。
部下や後輩が仕事を覚えられないとき、つい「何度言ったら分かるんだ」「どうしてできないんだ」と言いたくなることがあるかもしれません。
しかし、誰でも最初は初心者です。
大切なのは、できないことを責めるのではなく、できるようになるまで支援することです。
例えば、
昨日より少し上達したことを褒める。
小さな成長を見つけて認める。
挑戦した姿勢を評価する。
努力してくれたことに感謝する。
こうした関わり方が、社員のやる気と自信を育てます。
私が日頃から大切にしている、
「褒める・認める・感謝する」
という姿勢です。
社員が「自分も頑張ればできるようになる」と思える職場は、人が育ち、働きがいのある職場になっていくのではないでしょうか。
■ 昨日の自分と比べてみよう
私たちは、つい他人と自分を比べてしまいます。
「あの人は仕事が早い」
「あの人は説明が上手だ」
「あの人のようにはできない」
しかし、人にはそれぞれ得意なこと、苦手なことがあり、成長するスピードも違います。
大切なのは、他人と比べることではなく、昨日の自分と比べることです。
昨日より少し笑顔で挨拶ができた。
昨日より少し早く仕事を終えられた。
昨日より少し相手の話を聞けた。
それだけでも立派な成長です。
小さな「できた!」を積み重ねていくことで、少しずつ自信が生まれてきます。
■ 今日も一歩前へ!
「続けていれば、いつかできるようになる」
もちろん、ただ同じことを繰り返すだけでは、うまくいかないこともあります。
そんなときは、やり方を変えたり、誰かに教えてもらったり、少し休んでみたりすることも大切です。
大事なのは、すぐに結果が出なくても、自分の可能性を諦めないこと。
できないことは、これからできるようになる可能性があること。
そう考えると、毎日の仕事も少し楽しくなりませんか。
今日も、小さなことから始めてみましょう。
昨日より一歩前へ。
焦らず、慌てず、諦めず。
そして、自分自身の成長だけでなく、周りの人の小さな成長にも気づき、褒め合える一日にしたいですね。
「やれることから始める。そして、続けてみる。」
その積み重ねが、きっと明日の自分をつくってくれます。
今日も笑顔で、元気に頑張りましょう!
椎名社会保険労務士事務所
当事務所では、社員一人ひとりの成長を大切にした職場づくり、人材育成、管理職研修、労務管理に関するご相談を承っております。
「人が育つ職場」「社員が安心して挑戦できる職場」を一緒につくっていきましょう。