仕事をしていると、「今日はやることが多い」「次から次へと仕事が入ってくる」という日があります。
忙しくなればなるほど、「とにかく目の前の仕事から片付けよう」と考えてしまいがちです。
しかし、そんな時こそ大切なのが**「仕事の段取り」**です。
■ まずは一度、やるべきことを整理する
忙しい時には、頭の中だけで仕事を整理しようとすると、「あれもやらなければ」「これも忘れてはいけない」と気持ちばかりが焦ってしまいます。
まずは、今日やるべき仕事を書き出してみましょう。
そして、
今日中に必ず終わらせる仕事
時間が決まっている仕事
誰かの仕事に影響する仕事
数日以内でもよい仕事
というように整理していきます。
すべてを同じ「急ぎの仕事」と考えないことがポイントです。
■ 「優先順位」を決めてから動く
忙しい時ほど、仕事の優先順位が重要になります。
「簡単だから先にやる」のではなく、**「何を先に終わらせることが職場全体にとってよいのか」**という視点も必要です。
例えば、自分が資料を作らなければ次の人が仕事を始められないのであれば、その仕事は優先順位が高くなります。
自分だけでなく、仕事の流れ全体を見ることが「段取り力」につながります。
■ 予定には少し余裕を持つ
朝に一日の予定をびっしり入れても、その通りに進むとは限りません。
電話が入る、急な来客がある、上司から仕事を頼まれる、お客様から急ぎの相談が入る――。
仕事には「予定外」がつきものです。
そのため、最初から100%予定を詰め込むのではなく、急な仕事にも対応できる余裕を持っておくことも大切な段取りです。
■ 一人で抱え込まない
そして、忙しい時にもう一つ大切なのが、周囲とのコミュニケーションです。
自分一人では間に合わないと思ったら、早めに相談する。
反対に、周囲が忙しそうであれば、
「何か手伝えることはありますか?」
と声をかける。
こうした小さな声かけが、職場全体の仕事をスムーズにします。
忙しい時こそ、**「笑顔で挨拶」「褒める・認める・感謝する」**ことも忘れないようにしたいものです。
「ありがとう、助かりました」
この一言があるだけでも、忙しい職場の雰囲気は変わります。
■ 忙しい時ほど、慌てず一つずつ
仕事がたくさんある時に焦ってしまうと、確認不足からミスが起き、その修正でさらに忙しくなることがあります。
だからこそ、
「まず整理する」
「優先順位を決める」
「一つずつ確実に進める」
「困ったら早めに相談する」
という基本を大切にしましょう。
忙しい時に落ち着いて仕事を進められる人は、決して仕事が少ないわけではありません。
仕事の段取りができているから、落ち着いて見えるのです。
今日も一日の仕事を始める前に、「今日は何から始めようか」と少しだけ考えてみませんか。
忙しい時こそ笑顔を忘れず、周囲への感謝の気持ちを持ちながら、今日も一日ニコニコして仕事をしていきましょう。
椎名社会保険労務士事務所